住まない部屋を借りてみた。

うんこみたいな愚痴を吐きまくるクソブログにしようと思ってたけど、勢いで部屋を借りたのでDIYブログにした。

人生が変わる気がしてきた。

生まれ変わったら皮膚科医師になりたいと思って小鼻の角質を取る主婦です。

でっかい脂肪が取れた日には、その脂肪をじっくり観察し、ぽっかり広がった毛穴を穴が開くほど見つめるのが好きな気持ち悪い人間です。

賃貸先に一歩も近づくこともないまま部屋改造への夢はふくらむばかりで、本への散財を繰り返す毎日を送っています。

本サイコー!!

 

 

Amazonでインテリア関係の本を見漁っているときに見つけた、こんな本を買ってしまいました。

 

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うーん主旨と関係ない!

断捨離にときめきに何もない、もう片付け本は手元に売るほどあります。

それよりも今はモノトーンでしょ!

未知の世界なんだから、いっぱいいっぱい人様の素敵モノトーン部屋を舐め回すように見ないとでしょ!

まだ散らかるどころか荷物を運び入れてもいない、契約書を記入すらしていない段階なのに「3日で片付け」! なぜ買った!

 

 

  • 目からウロコング

GENKINGさんがいるなら、KANASHINGとかRAIZAPINGとかCOMMITINGとかMEKARA-UROKONGとかがいてもいいよね。

ごめんどうでもいいよね……。

この本、断捨離の、「物を減らそう」「散乱していることは人生のロスである」、と基本的なスタンスは同じです。

わかります。

これまで、何冊もの片づけ本を買ってはその度にクローゼットの片付けをしました。

一番のカオスである我が家の腐海、服が多すぎて詰め込みすぎて、何を持っているのかわからないのが確かにストレスでした。

モノは持ってるのに、普段着ようと思う服がほんの一部で、コーデすることもストレス。

楽しく買い物してるときも、「これ似たようなの持ってるよな……」と躊躇してしまう瞬間がストレス。

服を仕舞うときも出すときも、必ず雪崩が起きてストレス。

 

    _人人人人人人人人人人人_
^q^ > 生きるのがストレス <
     ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

 

となっているのが常なのですが、整理したあとの数日は、そのストレスから解放されるのが経験からわかっています。

持っている服が把握できているという、テリーがいたころのスッキリ感。

でも、「何度も整理している」という点から推理できる通り、必ずリバウンドしています。

確かにモノが少なければ、このストレスから解放される。

わかってはいるんです。

でも今日この日にいたってもできていない。

 

「何もない」本で、家にあるモノを全て把握できることの快適さは、なるほどと思いました。

そういった思考的な部分から変えていこうとする片付け本の言っていることは理解できているのに、リバウンドする。

リバウンドするから何度も片付けをしている。

常に、スッキリした部屋に住みたいと思っている。

そう思っているのにできていない現実と自分がストレス……

 

そんなストレスの極み主婦にとって、この本の何がウロコングだったのかと言うと、

三日で家全部を片付ける

というやる気でした。

 

 

  • 部分片づけでは「リバウンド」が待っている

「奇跡の三日片づけ」という、ハウツー本によくある過大タイトルのようにも思えた本ですが、これが本当に重要なことだと気付きました。

 

片づけのときに大切なのは、「家を一軒、丸ごと片づけ切る」ということがあります。(中略)モノは流動的です。こちらの部屋からあちらの部屋へと動いていきます。だから、「キッチンだけ」とか「クローゼットだけ」とか「リビングだけ」のように、「部分」を片づけるだけで終わっては、すぐに元に戻ってしまいます。つまり、ダイエットと同じで、待っているのは「リバウンド」です。

 

なるほど、でした。

確かに、これまで、頑張って片づけたとしても、クローゼットだけ、キッチンだけ、リビングの子どものおもちゃだけ……と、一部分だけで終えていました。

でも、それぞれの片付けのときに、リバウンドをしないシステムを構築してこなかったのが敗因でした。

そのシステムが、モノトーン本にあった、「物を仲間分けして、ラベリングして片付ける」という部分です。

 

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モノトーン本の言いたいところは、別に片付けノウハウではなくインテリアのことなのですが、私はその「物に帰る場所を作る」「ラベリングして、家族みんなが物の場所を把握できる」という部分にもウロコングだったのでした。

そうすれば、物を使ったら、明確になっている居場所に戻すという行為を家族みんながストレスなくできて、その繰り返しで、散らからない。という神システム!

 

^q^ < これだ!

 

 

  • そもそもなんで片付け本かということ。

とうとう書類に記入して契約してしまった、住まない賃貸をDIYしようと思っているこのブログ、そもそも〜という見出し通りの、なんで片付けなのかということ。

たまたまAmazonで、インテリア本を探している途中で目についてしまっただけのことといえばそれまでですが、じゃあそもそものそもそも、私はなんで、住みやすい空間を、住まない賃貸に求めてしまっているのか。

住まない賃貸とは言え数年後には住むんですが、でもその数年間は現在の住居にいるわけで。

現在の住居が嫌いなわけじゃない。むしろ好きです。

丘の上に立っているので見晴らしが超いいところ、目の前に建物がないから他人の視線もないめっちゃ明るい南向きなところ。

夜には遠くの巨大マンション群の明かりがキレイなところ。

実家が近いところ。

でも片付けができない自分のせいで、自分が住みにくくしているのが現実です。

引っ越し作業で物を減らして、引っ越し先で心地よさを求めるというのはただの逃避ですよね……。

見ないようにしていた、そこに気付いてしまった。

引っ越し先の住み心地を妄想して夢見ても、いまの生活はもんもんとしたまま。

それでいいのかな?

 

何も考えず突発的に買ってしまった片付け本でしたが、読んでいて、ああ、まずは物置を片付けようかな、洗面台のこの収納ボックス、中身ごといらないよな、とか具体的に考え始めるようになって、意識が変わってきました。

 

いずれ住む賃貸先でのモノトーンライフ、いろいろな雑貨や収納アイテムが必要になると思います。

それをいずれ買うのではなく、いまの住居でも使い始めてもいいんじゃないかな? と。

そのためには、物を厳選して、限られた収納に納めて、シンプルな暮らしの練習をしてみよう、と。

そんな計画を無意識に頭のなかで始めたとき、「あ、これ私の人生が変わるかもしれない」と思ったのでした。

 

 

  • いい人生にして、いい母になりたい

うちの子ども部屋は、リビングです。

何度片付けても、すぐ散らかされる、増え続けるおもちゃが悩みでした。

でも、子どもの物なので、捨てられない。

かといってリビングの収納場所は限られているので、しまえない。

しまえないのに、「片付けなさい」と子どもに言ってしまうジレンマ……。

私が家を変えれば、子どもも当然変わっていくんじゃないか。

私の人生が変われば、子どもの人生も変わる。

そう思ったら、やらない理由がないなと、前向きな背水の陣に追い詰められた気分です。

賃貸先のDIYの前に、今の住居の片付けをがんばります。

 

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